以前より考慮していた設計監理費(設計料)
やはり、建築資材の高沸と設計料がリンクして金額を上げていくのはクライアントにとって不利益でしかないという結論にたどり着きました。
それでこの度、設計料を改正させていただく事にしました。
ただし「安く提供する」という考えでもありません。
その為、設計監理に関する人工代をベースとして、弊所独自の計算によって設計監理費を作成する形とさせていただきます。
設計監理はクライアントからしてみたら「見えない作業」=「ブラックボックス」的に受け止められている気がしていました。
なので「設計監理費に関する作業量等を可視化する」=「クライアントにとっての納得感」を提供していきたいという考えでもあります。
僕は、設計に関する事で薄利多売的な事はせず、適性価格にて仕事をする事がより良い建築を生み出す条件だと考えています。
もちろんそれは設計だけに限らず、施工会社や現場の職人さんとっても同じ。
そしてそれはクライアントに納得していただいて、信頼関係が構築していてこそ・・・
その為に、設計監理費の具体的可視化が必要だと考えました。
工事費が決定する前の段階で、設計監理費見積書を提示させていただきます。
具体化する事で、金額が明確になり、安く済ませたいだけの方を振るいにかけるという防護策でもあります(笑)
個人事務所ならではのフットワークの軽さを生かし、
今後も必要とあれば様々な改善を行なって時代とクライアントに即した内容で建築を提案していきたいと思います。