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茨城県土浦市のビジネスホテルセミスイートルーム改修案。
土浦周辺は豊富な観光資源に恵まれ、本案件のビジネスホテルも周辺競合ホテルと同様に、観光宿泊拠点としても利用される。
インバウンドからも利用もされる本案件の客室だが、ビジネスホテル1室としては大きな面積ではあるが、
建具と壁により分断され 完成当時としては綺麗であった設備類は色あせ、利用者にとって観光気分を盛り上げるような滞在室ではなかった。
こういった状態では、周辺同業社と価格競争でしか勝負できない。
そこで、色あせていく設備=時間軸と捉え、その時間軸から切り離されるような設備へ置き換え。
かつ、時間軸から切り離される空間=日常からの開放 という豊かさを感じる空間へリノベーションする。
セミスイートルームからスイートルームへのアップデートである。
まず、建具と壁により分断されていた筆内を全て取り払う。
そして、1室にありながら床仕上げと高さを用いて空間を心理的に分ける。
素材としては時間軸と共存していく木質家具や黒革鉄を用いる。
Bed siteと名付けた空間の先はサッシもない行き止まりの壁だが、新設する障子を照明装置として設えた。
これにより、実数字以上の心理的奥行きを創製する。
和風と洋風の共存するアナーキーな空間が、利用者へ特別な体験を提供する





