なかなかブログの更新が滞っておりますが
最近は住宅のプロジェクトの実施図面作図と検討に追われておりました。
先日、そのプロジェクトもいよいよ地鎮祭を終えることが出来ました。
当日は気持ち良い空の下、滞りなく執り行われました。
地鎮祭の手配をしてくださった施工会社、そして神事を進めてくださった神主様に感謝。
余談ですが、地鎮祭はほとんどの場合は施工会社に手配していただきます。
僕らのような設計事務所はプロジェクトによって、その内容が得意で適正価格で施工していただける施工会社をその都度クライアントと相談して決定していきます。
つまり僕ら設計事務所は施工会社が都度変わる=地鎮祭を行う神社が都度変わる、という事が多々あります。
神社が変われば地鎮祭の内容も毎回微妙な違いがあるわけで
毎回微妙な違いに戸惑います(笑)
さて、今回のプロジェクトは住宅ではありますが、設計事務所・建築家としてはちょっと変わった取り組みのプロジェクトです。
(詳細は後日アップしていきます)
とはいえ、住宅設計としての軸は変わりません。
僕なりに考える「普遍的な心地よさ」や「そこに住むことの心地よさ」みたいなものを生活を通して体感していただけたらと考えて設計しています。
今回の敷地は南側は空への抜けがあり、北側は小川を挟んでの林(竹林)が風景としてあります。
その風景の中で、LDKだけで完結してしまう生活を閉じ込める箱のような空間ではなく
周辺に積極的に依存したくなるような、内部だけで完結せずに外部環境があってこその生活がある様な設計を志しています。
実施検討が終わったとはいえ
近々現場作業が始まり
施工監理も設計事務所の大切な仕事
比重でいえば、むしろここからが重要なのが設計職です。
健やかな建築となるよう、施工会社と協力して竣工まで尽力していきます。
新プロジェクトの地鎮祭